飯豊町立中津川小学校 小屋分校


飯豊町大字小屋261-2

2007/07/08

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平成2年 学級数 1 児童数 2 教員数 1

あるのかないのかあての無い廃校探索も飯豊、小国方面へ。白川ダムの流れ込みの場所から、中津川とは逆方向、川西方面へ「広河原」の案内を過ぎてすぐに「小屋」の案内があるので右折して南下。集落などあるのかと心配になるような道をどんどん進むと左にお寺みたいな家が2軒見え安心するとほどなく集落が見えてきました。そしてドッ!ドーンと「小屋分校」が左手に出現したではありませんか。古色の程、朽ち具合、場所どれをとってもトップクラス。やっぱり歩いてみるもんだとうれしい出会い。真向かいに一般の家があり郵便ポストも設置されており集落の人の集合場所になっているようです

看板は「山形大学飯豊教室」帰ってからその名称でHP検索すると山形大学関連のここについての記事があり写真まで載っているではありませんか。「小屋分校」ではカスりもしなかった裏?情報がこんなとこにあったとは・・って感じです。で、今建ってるのは山大のおかげなんだと感謝 下記参照
玄関のスリッパにはまぎれもなく「中津川小」のプリント
原っぱのなかにポツンと建っているって感じで他所より広々としていい絵です。裏に大きい家が4軒ありました1軒は右端の写真の立派な茅葺です。
右2枚は分校より北にある茅葺です。分校よりちょっと南の方にトンガリ屋根の喫茶店みたいなのがありました。白川ダムから川西へ向かう道路の案内のとこにそこの案内もありましたので、そこ目当てで小屋を訪問する方はけっこういらっしゃるのかもしれません
参項 山大関連のHP  引用

山形大学飯豊教室  
 平成17年8月1日、山形県の南にあたる飯豊町中津川地区の旧小屋分校において、山形大学飯豊教室を開設し、その式典を行いました。 中津川地区で5年間にわたり「豪雪地の潜在能力開発」をテーマにしていた工学部の梅宮教授が、取り壊しになる予定だった旧分校を町に借用の打診をしたのがきっかけでした。山形大学が打ち上げている基本理念の一つは「自然と人間の共生」であり、その実践を目指し様々な試みが行なわれています。その一つとして本校が置かれている積雪寒冷地の自然を地域特長に置き換え「豪雪山村の潜在能力開発」に着手しました。狙いは体験教育と産業興しの結合です。西置賜郡飯豊町小屋にある旧小屋分校を山形大学が飯豊町から借用し、維持利用します。これがタイトルにある飯豊教室です。山形大学飯豊教室は、大学の施設でありますから何方でも自由に利用することができます。奮ってご利用ください。飯豊教室の現在の平成17年度の活動状況は、以下の4項目です。
1. 工学部後期専門講義「豪雪都市工学」のフィールドワークに活用。
2. 工学部機械工学科3年生「創成実験」の場として活用。毎週木曜日参加学生数9名。
3. 工学部機械工学科4年生卒業研究の実験場。毎週4日間、参加学生7名
4. 地域おこしの「ウッドクラフト・地元チーム(5名)」と11月から共同利用。