華北交通の噴水


 玄関の前にロータリーがあり、その中央にあった噴水だ。
京漢鉄道について
 中国の北京と広州を結ぶ南北縦貫鉄道の北半部をなし,北京−漢口(武漢)間の全長約1,220kmをいう。1898年(光緒24)2月,清朝政府とベルギー政府間の借款によって着工され、義和団事変の時、連合軍によって北京・蘆構橋間が増設され、1906年(光緒32)全線が開通した。経済的に有利な鉄道であるため、清朝政府は新たな借款で1909年(宣統1)1月,国有化した。民国初期の軍閥混戦のなかで,呉佩孚はこの鉄道を軍費財源として利用し,1923年(民国12)2月におこった鉄道労働者のストライキに対しては軍隊を用いてこれを弾圧した(二・七事件)。以後戦争の被害で機能は低下した。