T.Sのサンパウロ通信

2002/07/05

 日本でワールドカップ見たかったです。ブラジル優勝万歳。
 昨日、代表チームがブラジルに戻りました。午前8時ブラジリア着 歓迎行事 大統領Etc 午後8時?リオデジャネイロ着 歓迎パレード 翌日午前3時サンパウロ着 歓迎パレード なんと24時間選手、関係者はパレードをしていました。
 その前は24時間、日本を出てブラジル到着まで飛行機に乗っていました。合計48時間関係者は休む暇がなかったのです。パレードの途中で寝ている選手いました。

 カカは一番若い選手。今年、前半サンパウロのチームで活躍した選手です。昨年はほとんど試合には出ていませんでした。カカもそうですが代表チームで白人は4人だけ。女の子にも人気があります。
 ・・・変酋長の「最上町にホームステイしたカカの評価は?」の質問に対して
 ブラジルのテレビ局が多くの女性にインタビューしていました。
「ブラジル代表でいい男いますか」
「いません」
「それでは、どこにいい男いますか」
「イタリアのトティー、他、スペインの選手です」
 でした。

 ルシオは海外のクラブなのであまり情報はありません。
 ・・・変酋長の「ルシオの評価は?」の質問に対して
 ジーコはブラジル国内のチームで監督の経験はありません。テレビの解説者です。
昔、ファルコンが日本の監督しましたがすぐにやめたました。ファルコンもテレビ解説者です。
・・・変酋長談『ファルコン』では『春来ん』だものだめだべず。『ジーコ』も『事ー故』だからなあ
ブラジルにはもっといい監督がいるのですが。知名度だけで選ぶのは?

 私の優勝の予想はアルゼンチンでした。南米の予選でダントツ。ブラジルははがたちませんでした。ブラジルはやっと予選通過したのに。
 確かに予選はロナルドは怪我で1試合も出ませんでした。本戦は見事復活。決勝で終了前に流した涙は、ブラジル国民皆が感動した涙でした。

 ワールドカップの優勝国にいて国民皆と一緒に感動したことは一生に一度あるかないか。でも、2日後の今日は国内の通貨は安くなるは、ブラジルの経済の危機は世界2位、仕事に必要な薬品の輸入が遅れているは。1ヶ月楽しんだサッカー観戦のつけがでてきました。


2001/05/30

ブラジルは電力不足に陥っています。
水力発電がほぼ100%であり、水不足から今年末の雨期までは一般家庭で昨年同期の20%、工場は15から25%の節電をしなければいけません。
できなければ、最初は3日間の電気をストップ、そして倍近い電力料金の請求など、電力不足は深刻な問題です。

2001/01/01

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
6回目の正月をブラジルで迎えています。
家族は本年3月頃に日本に帰国します。長男が中学3年になりますので、高校の入学準備です。私は、単身でもう少し残らなければいけません。
ブラジルのサッカーの話をしますと、トヨタカップはアルゼンチンのチームが優勝しましたが、ブラジルはオリンピック、ワールドカップの予選を見ていると今一歩です。
11月のコロンビア戦もホームで終了間際に1点を入れようやく勝った状況です。その試合は、家族皆で見に行きました。
ブラジル国民のサッカーへの熱狂を肌で感じとることができました。
12月31日はブラジルの選手権の決勝の第2戦目がバスコダガマのホームの競技場で行われ、前半20分頃1部のスタンド内で上の段から将棋だおしになり多数の怪我人が出て試合は中断になりました。
バスコは1戦目をアウエーで引き分けていたので、優勝のチャンスがあり観客が多数つめかけ、満杯の状態で始まったのです。
事故があり、怪我人がグランド内で治療を受けたり、救急車、ヘリコプターに搬送されたりしている時、バスコの責任者は試合の続行をすべく、怪我人、救急車をグランドの外に出そうとしていました。残った観客は試合があると期待しているのかいつまでも残っていました。結局中止になりましたが試合を見にいくのも命がけです。
バスコは南米の南部の国だけの大会で12月20日頃優勝が決まりサポーター達は、相当に盛り上がっていたのでしょう。
対戦相手は、サンカエターノ(日本のリーグでいえばJFLのチーム)が勝ち上がっていました。次の試合がいつになるかはまだ決まっていません。


2000/08/22

  今年の夏は例年になく暑い日が続いていることと思います。
残暑お見舞い申し上げます。
サンパウロの今年の冬は、30年ぶりとも50年ぶりともいわれるくらいの寒さでした。
さて、先日、国内線の航空機が乗っ取られました。目的は、飛行機に積んである、日本円に換算して3億円の強奪です。
イグアス空港を離陸後、5人組みの強盗がスチュワーデス、パイロットに銃を向け、砂糖製造の会社の民間滑走路に強制着陸させました。そこには、逃走用の車を待たせてあり、犯人はそれで逃走してしまいました。乗っ取り後、通信用の機器は全て電源を切らせたということです。
そして、そこを飛行機は離陸し近くの公の空港に再度着陸しました。未だに解決していません。
銃をどのようにして、機内に持ちこんだのか。その飛行機が、現金を輸送することをなぜ知っていたのか。
航空会社、現金輸送会社の内部の者の犯行なのでしょうが、映画に出てくるような事件です。

  ワールドカップの南米予選について、ブラジルはなかなか勝てません。パラグアイ、チリにアウェーで負け、ホームでもウルグアイに引き分けています。
パラグアイに負けた後、ホームでアルゼンチンに勝ち、いいムードでしたが、チリに負けました。
試合の内容は、ブラジルは常に攻め続けています。そしてパラグアイ、チリからも速攻で点を取られています。
守りを固めるという戦法をブラジルはとりません。それはプライドが許さないし、国民も許さないことです。アルゼンチンも同じです。従って、ブラジルとアルゼンチンの試合はテレビで見ていてもとても素晴らしい試合でした。また、選手も固定したメンバーでなく試合ごとによく変わります。名前を覚えられないくらい次から次と出てきます。
試合を見るとヨーロッパの試合より面白いですが、今の戦術はヨーロッパが強いのではないでしょうか。
また面白い話しあれば送ります。
 


2000/06/07

ブラジルのサッカー情報を送ります。ヨーロッパはリーグ戦が終わりシーズンオフのようですが、ブラジルは今が最高潮です。
1つは各州の選手権。サンパウロ州は、リーグ戦が終わり上位4チームのトーナメントの準決勝が先週末と先々週末に2回対戦してその結果、サントスとサンパウロが決勝に残り、今週末と来週末に試合があります。
リベルタドーレス杯(トヨタカップ)は、先週の火曜日と、今日準決勝の試合があります。
コリンチャスとパルメイラスが試合をします。この2チームはそれぞれ、サンパウロ州選手権で、サンパウロとサントスに負けてしまいました。もう1とつは、メキシコのアメリカとアルゼンチンのボカ.ジュニアです。
さらにブラジルのカップ戦がベスト16の試合を木曜日に行っています。
コリンチャスとパルメイラスは上記の全てに勝ち残っていましたが、週3試合では、かなり消耗が激しいのでしょう。
コリンチャスはブラジルのカップ戦を2軍で戦い(先週木曜日)負けてしまいました。
木曜日に1軍が休んで、土曜日のサンパウロ戦(サンパウロはリベルタドーレスに出られなかった)にかけたのですが、結果的には負けてしまいました。残るはリベルタドーレス杯だけです。
そしてワールドカップの南米予選もはじまり、この前の日曜日で各国3試合が終わりました。
10チームで行っていて、アルゼンチンが3勝、ブラジルは2勝1分です。
ホームアンドアウェーイで、各国18試合を1年半位でおこないます。
今月はおもしろい試合がたくさんあります。

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ほとぐらふ 怪人