小国の横川 2001/09/16

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113号線小国に向かって新宇津トンネルを抜けると『市野々』の標識があります。これは通り過ぎトンネル群を過ぎるとやはり同じ案内の標識。ここを左折し1km地点がダムの出来る場所です。

どんどん南下していくと近代的な橋が建築中です。まだ通行は出来ませぬ。完成予想図もありました。地図Aよりちょっと(1km?)北

さらに南下を続けると叶水という部落が見えてきます。上図の橋からの道がこの辺で現在の道路と合流するようで叶水は水没はしないようです。この部落の入り口付近非常にわかりずらい場所に基督教独立学園高等学校があります。誰かに聞かないと見落とすでしょう。卒業生2人、先生1名が知人であります。生徒も先生も全寮生活だそうです。地図A

部落中ほど小学校の北に消防署がありますのでそこを小国方面に右折。横川本流にそった道です。ちょっと進むと『小国』『河原角』の標識。『河原角』のほうに左折します。舗装道路の行き止まりがここです。七年前くらいに左の伊藤さんの家で遊漁票買ってお茶ごちそうになりました。地図B

舗装道路の行き止まりでものすごく細い道が左下に走っていきます。(まあ舗装されている)普通の人ならここに進入はしないでしょう。車のすれ違いも出来ない細い林道の開始です。すぐに砂利道になります。すぐに白滝ですが、滝自体どこだかわからず、その付近の写真です。地図C

さらにいやになるほど林道を南下。近代的な別荘が建っています。衛星のアンテナもあります。七年前はその南に三角屋根の別荘みたいなものもありましたが、2〜3年前焼けてしまったらしいです。その左側にペンションの跡みたいな建物があります。自動販売機の残骸もあり、昔は多くの人が来てたのかな?

ここが名勝『かじか滝』であります。1時間くらい粘って一匹も釣れなかった渓相抜群の滝です。案の定釣り人二人。見ている間に手前のオッサンが15cm位のを釣り針を飲まれちゃっていました。格好からして本格渓流師ではないでしょう。昔はかじかの鳴声が「ギャージカ、ギャージカ」と響き渡り、それを狙う岩魚がいっぱいいたとかいないとか。地図Cより5km南

『かじか滝』からちょっとで車の行き止まり。2台ありました。草ぼうぼうの道をちょっと歩くと最終堰堤。ここも知らない間にスリットが入っていました。堰堤上のプールは水を結構溜めていたのに現在は土砂を溜めるだけ。岩魚にとってはどうなのだろうか。釣られてしまうのが多くなる気がします。

堰堤のバックウォーターの本流が『赤石沢』。すぐに『入り滝沢』と分かれます。本格渓流師はこういうとこを暗いうちから釣り登っていくのであります。7年位前ここで先行者(テントしていた)と出会って、「赤石沢には蝮がいっぱいいるそうですよ。噛まれますよ」などと精一杯の脅し文句で釣を諦めさせようとしたけど「それは怖いですね。気をつけなくっちゃ。ハッハッハー」と一笑されたのを思い出しました。この外にも一回先行者ありで、結局山変人の『赤石沢』釣行は存在しませんでした。

ほとに ひとりに