生まれて初めて船釣りを経験しました。舟はフェリー４回松島の遊覧３回くらいしか乗ったためしなし。船酔いがどんなものか一回は経験しないとと常日頃思っていたので知り合いの電気屋さんからお誘いがかかった時一発ＯＫして本日に備えました。しかし、｢二度と行きたくない｣となると釣具代パーになるので持っている人を探しなんとか甥っ子の友人から竿とリール借りました。２１日が雨だったので心配しながら朝起きたらものすごい快晴。元気良く出発。海に着いたらけっこうな風あり。お付き合いで車の中で焼酎カクテル、昼食時に生ビール中ジョッキ１杯。それが原因ではないだろうけど案の定船酔いの開始。｢あ〜やっぱり｣と｢ゲーゲー｣しかし、酒酔いの嘔吐、キノコ中毒の嘔吐にくらべ全然楽。ＯＫマーク出しながら、しばらくすると治るのではという思いで吐いていました。
吐き気が落ち着いてから釣り始めるとまず３０ｃｍの魚がかかってきました。経験不足で抜く時にゆるめたためバラし、｢クソーッ！！｣｢いい型のイナダだったのに｣と電気屋さんに言われガックリ。すぐに３８ｍ糸をだしたら当たりが来て、３５ｃｍのアジを慎重に引き抜きました。船頭さんが１５〜２０ｍ糸を出すように指示を出し、そのようにした途端アジのモソッモソッとした当たりとは異なるグイッという当たり。横への動きも激しい。｢イナダだ。慎重に｣の隣からの声を聞きながら３０〜３５ｃｍのイナダを引き上げました。さらに時をおかず同型をもう一匹。２０：００くらいの出来事でした。幸福はここまで、底釣りをしてアジ狙いの人にはたまに釣れるのですが、イナダはまったく誰も釣れず。｢困ったねえ｣と船頭さん。２３：３０まで粘りましたがダメでした。
｢１０月になるとガンガン釣れますよ｣という話でした。
｢二度と行きたくない｣という気持ちは皆無。ガンガン釣れれば｢毎週行きたい｣ということにもなったんだろうけど、船酔いの恐怖も少し残る本日であります。
同じグループの爺ちゃん、私から船酔うつされ後半戦グロッキー。申し訳けございませんでした。
WHAT IS イナダ？　　・・・・・　出世魚　
東北　　アオメ→イナダ→ワラサ→ブリ
関東　　ワカシ→イナダ→ワラサ→ブリ
関西　　ツバス→ハマチ→メジロ（イナダ）→ブリ
北陸　　ツバエリ → コズクラ → フクラギ → アオブリ → ハナジロ → ブリ
山陰　　ショウジゴ → ワカナ → メジロ → ハマチ → ブリ
九州　　ワカナゴ → ヤズ → ハマチ → メジロ → ブリ → オオウオ
「はまち」は養殖ものの総称　『ワラサ』と『サワラ』は別魚

村上市南の岩舟港　釣り船　今日は１０人で貸切。我々のグループ４名プラス他グループ６名
｢酔うのかな｣の不安を持ちながら乗船。

出発直後　１６：１５ころ　正気だったのは最初の２分くらいか　防波堤を見ながら沖に　この一分後くらいにダウン。気持ち悪くなり目が回り、夕日などのものすごい絶景が繰り広げられたのが脳裏にはあるのだがシャッター押す気力なし。

胃液まで嘔吐。真っ暗になり電気が入れられても回復せず。しかし、吐きたいという以外、恐怖心とか『帰りたい』の気持ちはナシ。治まるのじゃあという感じ。見てた仲間は気が気じゃなっかたよう。

｢空を見るといいぞ｣｢雲を見るといいんだ｣いろいろ言ってくれるのだが一旦酔ってしまったらもう終わり。どうしようもなし。
しかし、１９：００くらいに回復、釣りの開始。カモメが２〜３ｍのところで戯れている。

一番ゆれ少ないということで私を中央にしてくれた。
本来は定員１５名の船全長２５ｍくらいか5ｍくらいの間隔でゆったりとしている。

この人が船頭さん。70ｃｍくらいの『さわら』を釣った。いろいろ他船から無線で情報入ってくるがどこも不漁の様子。『場所変えてもダメのようですねえ』と船頭さんもお手上げの様子。

船頭さんがいろいろ手ほどき。

私よりひどっかった人一人。ずっと寝ていた。多分我々のリーダーが６名のグループに一升瓶プレゼントしたのでその酒で車中酒盛りになり船酔いプラス酒酔いだったのでしょう。