スモモちゃん

2005/01/03

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正月で子供も学校の先生もいないが獣医さんだけが世話をしている

昨年六月より一回り大きくなった
未菜はカメラを向けるとあっちに行ってしまう

スモモは右の角が折れたそう。こっちの方が育てるのに苦労したそうでその分先生から離れない

上山宮脇地内13号線からすぐの民家裏に生まれっぱなしで親から放置されていたのを保護したのだそう


冬は餌の調達がままならず、牛の飼料を与えているとのこと
小学校の東側、山麓の場所を借りる話が進行中で、まとまれば移動させて放すためのリハビリに取り掛かるのだそうだ


2004/06/13
ちょうど先生が餌をやっていた
散歩したばかり
頭良くて1回見た人は2回目から態度がちがうそうである

今は毛が少ない時期だそうです
放せばすぐに野生に戻るらしい
2匹とも牝2歳
網に角を引っ掛けて傷めるのでカバーをしている


2003/06/11  (毎日新聞・動物ニュース)
>○○で、1歳の雌のカモシカが飼われている。
昨年6月、山頂付近でへその緒が付いたまま保護され、学校近くに野生動物調査の事務所を持つ獣医、□□さん(47)に届けられた。捕獲も飼育も禁じられた特別天然記念物だが、山形県には鳥獣保護センターがないため、市教委が「大きくなるまで」2年間の飼育を許可。当初は□□さんの事務所で、昨年11月からは同小校庭に造られた小屋で暮らしている。
世話は5年生のボランティア。毎朝の散歩で、校庭を駆けたり裏の河原に下りて草を食べていると、児童らから「未菜(みな)ちゃーん」と名前で呼ばれる。ペットのようだが、30センチだった体長は70センチを超え、角は10センチ以上に伸び、別れは着実に近づいている。
「相手が人でも、野生の反応の仕方を覚えていく。厳しい縄張りを持つ“受け入れ先”も含めた共同作業が、うまくいけばいいが」。□□さんはこの秋が、未菜を山へ返す過程の一つの区切りになると考えている。


2004/03/31  山形新聞 春見っけ!〜県内スケッチ(山形新聞)
>雪がほとんど消えた○○のすぐ近くの土手で、1匹のニホンカモシカが芽生え始めた木の芽を探している。「みな(未菜)、その木は子どもたちが植えたんだから、食べちゃダメだぞーっ」と声を掛けたのは□□さん(48)。県の許可を得てカモシカを育てている。 
春の陽気に誘われて、間もなく入学する△△ちゃん(6つ)が、母親の園子さん(36)と校庭で遊んでいた。そこに□□さんと散歩中の未菜ちゃんが近づいて来た。初めはちょっと怖がった芽衣ちゃん。すぐに慣れて「すごい友達ができた」と大喜び。 
未菜ちゃんは去年6月、蔵王ロープウェイ地蔵山頂駅の近くで駅員に保護された。□□さんは去年秋に○○と話し合い、「子どもたちに野生動物を見せるめったにない機会」と、校庭の隅に小屋を設置して面倒をみている。 
カモシカは、体重が3.5キロから20キロに増え、すくすく育っている。4月10日の入学式では、大勢の新入児童の歓声を浴びることになりそうだ。