鮭釣

2006/10/15

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溝延橋下流に太公望が集結
「食うんですか」
「いや昨日も2本持ち帰ったんでこれ以上持っていくとかあちゃんから怒られる」
「リリースして元気になるかなあ」
「大丈夫じゃないの」
ということで、ギャラリーのもの欲しそうな顔をしりめに放してやったのである
この釣人はフライ
隣にいたギャラリーの若者が
「あの人20回くらい釣ってるよ」というんでカメラを向けておく
さっそくかかった
小さいか雌だったのだろうリリース
こんどのはデカいぞ
計測して写真撮影 下流の深みでルアーの若者がやっているが、川面では鮭が跳ねているにもかかわらずまったく来ない
「ルアー軽すぎるんじゃない」
このオッさんは餌釣
「全然食ってくれない」
と半ば諦め顔
「動いている餌じゃないと食いつかないんだよな」
11:30の終了の20分くらい前か
としてると突然かかった
ロッドがしなり鮭は上流に下流にと走り回る
「これはデカいぞ!」
漁協の役員のような方が多分、終了の合図をするためにこっちにやって来て
「時間内に上がるかな」
こんなに走るなんておかしいなと思っていたら、なんと背びれに針がひっかかってたんだ こんどは本人が向こう岸まで走って行った
釣れていないルアーの若者は走ってきたオッさんに場所を空けてやる
やっと浅瀬までたぐり寄せてタモ入り
ここまで15分も鮭とオッさんの死闘は続いたのであった
「あ〜かっこ悪くならずに済んだ。6000円も払ってぼうずになるところだった」
と語っているような足取りでオッさんは引き上げてくる
漁協のオジさんのホイッスルが鳴って本日はこれまでとなったのである