結城豊太郎記念館

2006/11/03

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 山中(現山形東高)の輩出した偉人先輩の一人の記念館を吉○先生に連れられて訪問しました。明治維新の約10年後の1877に生まれ1951(昭和26年)にお亡くなりになったそうです。金融畑で活躍なさった方で、大正10年安田銀行(現みずほ銀行)副頭取兼務、昭和5年日本興業銀行総裁、昭和12年林銑十郎内閣大蔵大臣兼拓務大臣、同年日本銀行総裁を歴任したそうです。
 詳しくは南陽市のHPを見ていただくとして、この日吉○先生も館長さんから聞いて初めて知ったことを・・・
吉○先生 「豊太郎先生のお父さんはどこの方だったんでしょうね?」
西山館長 「金湯から結城家にお婿さんに来たようですよ」

この門は島津久光家のものだったそうである
大蔵省の先輩になる井上準之助さんから豊太郎先生が譲り受けた歴史的なものだそう
島津家から
準之助さんへなぜ渡ったのかは不明だが
準之助さんのご夫人は毛利の殿様家の方というから、なんとなく納得
準之助さんは1932年2月9日選挙運動中に血盟団員小沼正に暗殺された
展示室のなかには明治維新の著名人寄書もあり、勝海舟、副島種臣、山岡鉄舟、滝和亭、高橋泥舟、渡辺小華、山田顕義、長三州らの名が見られた
この豊太郎誕生ポイントは実家の酒屋の後、赤湯小学校グランドになり小学校の移転に伴い現在のようになったんだとのこと
小学校はさらに南に移転し稲荷森古墳の近くにある
見せていただいて収蔵品の多さにビックリ。台湾の故宮の宝物のように展示品を時折入替するんだそうです。
硯展も開催されており、各地から集められた硯や書、拓本もいっぱい。書道家の訪問が後を絶たないとのこと
館長さんの話を聞けると
豊太郎先生のことのみならず戊辰戦争のころから現在に至るまでの知識が豊富で、ものすごくおもしろいですよ


南陽市立結城豊太郎記念館のHP

記念館の住所 〒999-2211 南陽市赤湯362 Tel-Fax(0238)43-6802