蔵王町 疣岩(いぼいわ)分水工


2016/07/02(土)

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円田字棚村地内の県道沿いにあり 現在の農業振興の基盤として重要な施設で 県内では一番最初に出来た分水工と言われています 遠刈田発電所で発電用に使った澄川の水の一部をこの分水工に放流し
7割が澄川用水路に、3割が黒沢尻用水路の方に分水され、 850haの水田に活用されています。 約百年前、大正初期のこの時代は毎年干ばつに見舞われ、 旧円田村、村田町などの地域は、農作物を栽培するための水不足に悩まされてきました。
村人たちが嘆くほど干害による被害が続きました。 村人たちは新たな水源として澄川に水を求め、 分水施工から完了まで2年を要したこの施設は、 80年経った今もなお使われています。
この疣岩分水工が、歴史的土木施設として<土木学会>の選奨土木遺産※と認められ、 平成24年7月20日に認定授与式が行われました。 以上、蔵王町観光物産協会のHPから引用させていただきました。
大きさが分かるように傘を入れてみました。レポート・・・了