寒河江市・二ノ堰親水公園

  

その創業は明らかでないが菅井孝太郎家では、すでに明治14年に明治天皇に氷を献上している。

同家では、ツツミの広さ8アール。2月の大寒頃から切り上げた45センチメート×75センチメート×24センチメートの氷塊をムロに積み入れた。主として親戚の人を頼んだ。
 6月1日がムロあけ。町内の露店商・医院・料理屋の人が買いに来た。
 水戸部清一家では、ツツミの広さ4アール。氷の大きさ30cm×60cm×24cm位。降った雪をパッキンにして村衆を頼んで積み入れた。二の堰に臨時の橋を架け、主に町内の飲食店に卸した。