県民の森 琵琶沼 モリアオガエルの泡卵


2018/06/23(土)

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ちょっと前、東根の御所山登山口に行って、砂利林道での脱輪の危険性感じて戻ったののリベンジ 「あまり、苦労しないで行けるモリアオガエル生息地は、どこにある?」と、調べたら、県民の森の『琵琶沼』が、見つかった 県民の森の湖沼群は、どこも車で、そのすぐ近くまで行けると思っていましたが、琵琶沼だけは違うようです 前の写真が、唯一の沼への入り口のようで、駐車できる台数は、せいぜい3、4台。だけど、道路の駐車可能路肩は、いっぱいあるので大丈夫
『クマに注意!』が、ちょっと恐怖心をあおりますが、このところ、この方面でのクマニュース見てないので、森へ突入です ネイチャーアウトドアとは、ずいぶんご無沙汰しているので、緑の芳香に癒されます 歩かないと行けない沼があるなんて、知ってる人は、あまりいないのではないでしょうか したがって、こういうサイトが、貴重な人間から隔離された桃源郷を、人的破壊させる要因のひとつになる可能性はあると思われます
だけど、最近の若者のアウトドア離れを考えると、まず大丈夫でしょう コシアブラのけっこう太い木。食うために採集する木は、もっと細くて低いものです 採るのは禁止ですが、あの高さでは、無理です。「葉っぱ高すぎ高杉くん」です 熊糞(ゆうふん)のような大きさですが、そうでないという根拠はありません。まあ量が少ないので、狸かなにかと思い、歩を進めます
雀や燕、鶯などは飼育するのは、法律違反なのに、インコやカナリヤはなぜ合法なのでしょうか? 森林はどこでもそうですが、小さい羽虫がいっぱいまとわりついて、痒くなるので 最近の、軟弱若者からは嫌われます 一旦、丘に登って下ると沼が見えます
沼のほとんどが水草で覆われて、水面の部分はごくわずか 木が、水面の上に張り出して、モリアオガエルの産卵に適した場所と思えますが、卵は見えません
目的はモリアオ自体、モリアオの産卵、モリアオの卵、モリアオの卵の孵化などですが、カエルの鳴き声ばかりでなにも、見えません
こりゃ釣りで言うところの『ぼうず』で、カエルだけに帰らなきゃならないかな? まあ、マイナスイオンの森林浴で寿命をちょいと延ばしたと思えばいいや っていう感じの諦めの心境にもなってきました
そして、沼のくびれ部から、ちょいと南
ジャジャジャジャーン!ありました スポンジのような休憩のモリアオガエルの泡卵です これは、多分、コシアブラについたアワムシのアワ? あいかわらずカエルの鳴き声は、うるさいのですが、姿が見えないのが悔しい
水面から出しているカエルの顔はないか水際をアップして撮影 このように水草がびっしり生えているので、どこにいるのか見えません
雨に打たれてスポンジがやわらかくなって、オタマジャクシが入水するらしいのですが、雨の全然降らない梅雨だったら 絶滅危惧種が絶滅しちゃわないでしょうか? あとは、今年のスポットとしては、卵からオタマジャクシが水に落ちる場面なのでしょうが、ピンポイントで、その時に行くのは至難のわざ
そのうちに、再訪してみることにしましょう。琵琶沼リポート了