カーナビなど買えませんので、東京などで地図を見ながら運転していると磁石がどうしても必要になります。登山や渓流釣にばかりでなく磁石は便利なものです。しかし、持ってないことがほとんどです。持っていなかった場合の方位の探し方です。
腕時計(アナログ式)を利用
太陽の位置から、南北の方向を見つける方法
南北の方向を見、北半球では、太陽は東から出て、西に沈みます。その早さは、1時間に15度ずつ西にずれていきます。そして、12時の時に真南にくるのです。この原理を応用すると方位が測れます。すなわち、時計の短針を、現在の太陽の方向に向けた場合、その時計の12時の位置と短針とのちょうど中間が南にあたります。このやり方を覚えておくと、都会で道に迷った時なども容易に方位を知る事ができます。最近のフィールドタイプの腕時計は東西南北の回転リングが付いていてこの用途のために使用できます。
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腕時計で方位を知る
短針を、現在の太陽の方向に向けた場合、その時計の12時の位置と短針とのちょうど中間が南
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太陽がない場合
木の幹についた苔類や年輪から判断
苔が多いほうが北のことが多い。
陽当りのいい南側に苔がつく事はまれだから。
年輪の間隔が詰っているのが北のことが多い。
夜間
北極星の位置から判断
北極星は、北斗七星のひしゃくの口の端から5倍延長した線上にあります。
2001/01/17
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