尾花沢市下柳渡戸 長命水


2022/09/17(土)

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山形県HP 里の名水・やまがた百選 には載っていなくて、山形県の湧水 【 村山地域 】 平成27年11月 山形県調べ に載っている尾花沢市の『長命水』 ○銀山温泉に向かう途中、道路わきに洞窟が口を開けている。(湧水の看板有り)
○洞窟内は突き当りが広い部屋になっており、足元に冷たく澄んだ水がたたえられた「池」がある。
○真夏でもひんやり涼しい。
尾花沢市下柳渡戸は銀山温泉へ行く途中にある集落で、オッサンのいとこの家があるので、多少、土地勘があるのですが、その説明では見当が付きませんでした 湧水の 看板があるなら、GoogleMap編集員が見逃すはずがなく、Map上に『長命水』の旗が立つはずです。ストリートビューで該当するような場所を探ったところ『洞窟の穴』がありそうなのは、ここくらいしかありません
県道188号線の旧道、Mapには『軽井沢越最上街道』と書いてあります(なぜか旧道の方にだけ記載) 銀山に向かって進むと左手に『ころり観音』の看板が見え、すぐ先がY字路になっているので、右が旧道です。なんとなく左側の斜面に洞窟がありそうです ピンポーン!!オッサンの勘は命中、あまりにも早くターゲットを捕らえたようです 洞窟の高さは1mちょっとくらいか、腰を曲げて中を見ると、水路のようなものの先に、なにやら人工物があるようです
この形状からすると自然に出来た洞窟には、ほど遠く、ピラミッドの中の王様の石棺の安置室のような感じであります そして、謎の人工物は、じょうごと空き缶、プラスティック容器といった給水ツール?でした これほど威厳のある湧水に、そぐわないツールだったので、石のマグカップとか、ポットと交換するように管理人様へ、お願い申し上げます 中から入口のほうを撮影。苔むす洞窟がすばらしい
設計図ありで作成されたような湧水のプール この岩石がなんなのかは、まったくわかりませんが、鍾乳洞の石灰岩とか凝灰岩とかの、割りにやわらかいものみたいな感じはします 前の写真は左、これは右の壁と天井の境目部分ですが、切れ目が入っていて、掘削ノコギリのような工具で、角に切れ目を入れておいて、岩石を砕いていったのではないでしょうか? 地元のいとこなら、なにか古老から聞いているかもしれないので、今度、会った時、忘れていなければ聞きます。
今聞けばいいと言われるかもしれませんが「ばっかじゃないの〜・・・」と蔑まれるのが怖いので、及び腰になるのでした
写真を見て、なんときれいな水紋だと思っていますが、この時は、フラッシュ撮影で、ほぼ真っ暗です。天井からの水滴で、こうなっているのか、今のところ不明です 天井に汗をかいたように水滴が付いて、落ちているようです。この洞窟の上に地下水の川があって、このようになっているのかは、やはり、今のところ不明 オッサンの行った証拠写真 県道188号線、新道から洞窟方面。電柱のあっちがわです
新道が出来る前は、湧水の案内があったのでしょうが、出来た後、旧道に観光スポットがあったのでは、せっかく造った新しい道路を通行する人が減っちゃうんじゃないかと、地元の人が山形県に忖度して、外した・・・かもしれない