2002/10/27 安達館長からメール

 現在、私は、「古里からみた安達峰一郎略年譜」なるものを作成中です。

 今まで、東京の記念館で作った略年譜や、慶応大学で作成した略年譜など幾つかありますが、なかなか完璧なものがなく、色々支障を来す場合が在るようなので、今年6月、素人ながらも思い切って「略年譜作成宣言」をしました。その結果、意外にも、明治大学、慶応義塾大学、その他多くの安達博士研究者の方々から、積極的な協力を頂戴でき、間もなく完成出来る段階まで漕ぎ着けることができました。最終的には、外務省まで巻き込んでしまいました。

 こうした中、山形市出身で、仕事の関係で、東京に住んでいる鈴木勝と言う人物と、密度の濃い連絡を取り合うようになりました。彼は、安達峰一郎博士の伝記を書こうと、目下準備中の人で、精力的に安達博士の資料を収集中との事、その情熱と資料収集力は抜群で、目を見張るものがあります。

 つい先日、電子メールで、凄い資料にヒットした、と喜んで報告して寄越しました。後日彼から封書が入り、中から出て来たものは、貴殿がホームページで出している「ポーツマス条約裏話」の拡大コピーでした。

 最近、峰一郎博士生家内部の一応の整備が完了し、内容的にも充実し、以前よりは、見学も、見応えする様になったかな、と思っております。生家見学者用の案内プリントもできたので、その内、是非、遊びに来てみてください。