寒河江戦役(桑名藩の戊辰戦争)

  


1868年(明治元年)9月20日には、新政府軍を率いる西郷隆盛が、中山町内を通って、下川の渡し場から最上川を渡って北進したと書いてあるので、寒河江戦役の戦場の新政府軍陣地本部には、セゴドンがいたのかもしれません。

このころ秋田を攻めていた鬼玄蕃こと酒井吉之丞はどうしていたかというと、9月17日、庄内藩は久保田城攻撃を目前にして、鶴ヶ岡城で降伏を決定。その時から撤退戦を開始、新庄方面は新政府軍から支配されているらしいということで、日本海よりを南下、二番大隊は9月21日、一番大隊は9月22日、酒田に到着した。秋田方面の新政府軍は、敗北を続けていて、庄内藩に恐れをなしていたのか、撤退戦での庄内藩の被害の記載は見られません。

IMG_0030.jpg