2000/08/27

『神々の山嶺』夢枕獏

ハードカバーだと荷物になると思い買うのをためらっていたのですが、やっと文庫になったので読みました。感動しました。

ものすごく魅力的なひとりの登山家の話です。最終的な山はエベレスト(中国ではチョモランマ ネパールではサガルマータ)。

有名アルピニスト・冒険家がたいがい遭難して亡くなってしまうのはごく当然のことであるとも思わされました。絶対に登りたいのだし、それ以外なにもない。B・AB型が多いのではと思います。

獏さんはSFが多いので、初めて読みましたがもっとこういう冒険小説書けばいいのにと思います。山岳小説は新田次郎さんを古典とすると他には谷甲州さんが双璧ということになるのでしょうか。彼もSFが多い作家ですが現実的フィクションも多いです。 

カトマンズに行ってみたい!!

 

 
       
     
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