馬見ヶ崎川筋堤防落成記念碑  
   
 
 本工事は最も重要なる本市未曽有の大工事なるを以て、市会議員中より七名の堤防工事委員を挙げ、内四名を常設委員と為し、以て工事上諸般の監督を委ね、鋭竟事業の進捗を図り、日を費すこと七百十日余、資を投ずること壱百十万五千三百七十四余、大正五年二月を以て全く竣功を告げ、埋立面積四万三千八百六十九坪、本堤延長三千七十九間、之に土樋及び沖の原聯合堤防四百八十七間を加ふれば実に三千五百六十六間の、長さに達する堤防を見るに至れり。
 防水の施設固より之を以て完全無欠なりと言ふ能はざるも、水源治山の施設を進め、且つ毎歳河床の浚渫を怠るなくんば、市民依って枕を高くするを得ん歟。茲に工事の由来を刻して以て永遠に記念すと言爾