山形そば黄門漫遊記38

 たかがそば、なんで一枚700円も800円もするんだろう?うまけりゃ客が来る、当たり前。うまけりゃ少しくらい高くても客は来る、まぁしょうがねぇ。
 そのせいでもないだろうが、そば屋が増えて行ききれませんなぁ。ちよっと美味くってまた行ってみようなんて思っていても、新しいところを聞くとついそっちへ行ってしまう。悲しい?そば好きの性????えっ喜んでいるようにしかみえなかったって?私が、、、そうなんですよ山本さん。

  ところで話は戻りますが、一坪ウン千万円の所にあるそば屋と、せいぜいウン万円、へたすりゃもっと安いところにあるそば屋のそばの値段が一緒、ヘタすりゃこっちの方が高いなんてことあっていいもんでしょうかねぇ?そう考えると銀座や新宿なんかのそばなんてただみたいなもんだ、入店料払わなくっちゃ席にも着けないんじゃないだろうか。まぁタダでも食いたくないようなそばを出すそば屋が多いという人もいますがな。

 さて冗談はほどほどにしても、とにかくそばは安くあらねばならない。安くて当たり前、ただもの安けりゃいい。もっとも不味けりゃ客は来ない、これ当たり前。天ぷらなんかの贅沢もの?
 それから酒やビールなんかは少し儲けても良いから、もりくらい安く食わせろ山形のそば屋!
 このままじゃ”さくらんぼそば”なんて言われるぞ。

 A地点からB地点へ行く途中の、通称江俣の五差路(ホントにそう言うのかも知れない)を北へ、すぐ左側まつやがあります。車があまり止められないし、交差点のすぐ近くで入りにくいし、目立たないし、それから、、、そばは安いしぃー、盛りは多いしぃー、アレーッ?・・・そうなんですよ山本さん、安いんですよ、ここいいんですよ。
 こうでなくっちゃと言いたいんですよ。こうあって欲しいんですよ。

 この店、駅前クラブのそばマップには載っていません。いや、載せていません。私自身そう何度も行っているわけではないのですが、忘れないくらいに食べに行きます。めずらしく親父に声かけたりもしません。黙って入って、注文して、ズルッと食べて、”ごっつそうさん”と帰ってきます。
 今回、消費税が上げられて、お陰でそばもチョピット値上げされましたが、いわゆる板そば(2枚盛り?)が700円。盛りとかけは500円。食ってみれば分かると思うが3〜4人で行ったときの勘定の安いこと、一人分儲けた感じでまさに表彰もんであります。多分二八の田舎そば、たれは鰹プンプンの上等舶来。
 ただ一つ気になるのがメニューの一言『大盛りは200円増し』、だって板で700円なのにわざわざ大盛り頼む奴がいるんだろうか。

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