山形そば黄門漫遊記55
人間誰だって間違いはあるし、忙しすぎると気も立ってきます。そば屋だって人間ですのでやっぱりそうなんです。たかが2〜3時間のことなんですが、ごちゃごちゃお客が来るし、注文はバラバラだし、片づけなけりゃなんないし、そば湯だって持って行かなくちゃなんないし、勘定は大事だし、つりも間違っちゃいけないし、愛想も言わなきゃなんないし、順番間違えると文句言われるし、それでなくても催促されるし、仕舞いには「なんで昼になると、人間は昼飯食わなきゃなんねぇんだぁ」なんて叫びたくなるんだそうです。
そう言うのなら食いに行く方だって似たようなことが言いたくなるもんです。せいぜい30分が限度で、40分50分になるとイライラしてきます。腹が減ってるだけにあいつは俺より早かった、いや遅かったなんてことが気になってきます。所詮人間腹が減ってはなんともならないようです。話は本題に戻ります。
山形の新都心、通称”エキサイト”(駅西都)の開発が始まっていますが、出来上がるとその町にも新しい事務所や会社ができて、勿論新しい人がやってきて、そして多くの人がお昼はそばを食べに行くのでしょう。勿論新しいそば屋も出るでしょうし、駅西のそば屋も大いに繁盛することになると思います。
さて、山形のそば屋も、平日はもとより休日も結構混むようになってきました。特に休日は、少し早めに行くのが一番のようです。そろそろ空いてくるだろうなんて1時過ぎに行ったって、考えることは皆同じのようで、あまりいい目には遭わないようです。人気があるのも結構ですが、待ちが長いと麺だけにのびてしまいます。
前に書きました駅西の三津屋なんか、休日は2時を過ぎても結構にぎやかなようです。そんな時はちょっと通り過ぎてみてはいかがでしょうか。たとえば二谷、駅の西側にも結構そば屋がありますが、そんな中の一つです。外二の配合比率だそうですが、食べてみると100のような感じがします。歯がかりがかなりなもんで、堅いのが苦手な向きには最初っから汁物をお勧めします。いかげそ天ぷら付きのもり天がおすすめで、平日のお昼は勤め人で賑わっています。ここも親爺とおかみさんが二人でやっていますので、混んでくると結構忙しくなって大変です。順番が逆になったり、注文間違ったり、気が立ってきたりすると、ほかの所でもよく見られますが、、、なにせ仲がいいもんで、ハハハ、まぁ大変です。でもそばの味とは関係ないから・・・・・。
電話してよぉーく場所を聞いて下さい、わりと簡単ですから。