山形そば黄門漫遊記84

”犬も歩けばそば屋にあたる”
ずいぶん知っているようで、大したことない。世の中広い、そば屋は多い!!こんなとこにもそば屋があった。

 天童から仙台へ抜ける国道48号線、前にお話ししました水車そば(川原子)辺りを過ぎて、これまた先に話しました猪野沢そばへむずる(まがる)交差点を通過します。さらに進むと左手に高崎小学校が見えてきますので、その交差点を左折します。道なりに少し進んでいくと、すぐに県道との交差点に出ますが、左折すると左手にそば屋があります。当然ここは東根市ということになります。
 できて1年くらいだそうですが、食事所となっています。中は明るくてきれいです。
私はあまり気にしたことがないんですが、若いそれほどそば好きでない女性の中には、おそれ多くも「駅前クラブのおすすめそば屋って、暗くって臭そうでどっちかと言うとキタナーイ所が多い」と言う人がいます。もちろんバカモノ!なんですが、全面否定できないこともあります。それなりにそれはそれだと思うんですが、、、、

 さて、このそば屋田舎屋といいます。中に入って見回すと、そば屋なのかうどん屋なのか、エッもち屋なの?こんにゃく屋もやってるの?って感じてしまいます。
 餅とのセットがありますし、この前は、そばのおかずに手作り玉こんにゃくを煮たやつが出てました。それでもって今回は玉こんにゃくを煮たやつの代わりにコゴミのおひたしが出されましたし、クルミ餅が出たこともあります。
 メニューはいろいろありますので聞いてみてください。そばは600円のザルか、750円の板になります。この前板を頼んだら「ザル2枚分ですよ」と言われましたので、ザルにしました。ビールが欲しい時は2枚は多すぎます。
 後で気づいたんですが、メニューの端っこに、『大盛り150円増し』と書いてあります。
 どっかでもありましたが、そば屋のオヤジってどうしてこんな簡単な計算もできないんでしょうか。普通、大盛りって1.5枚分のことですから、その差0.5枚はどういう勘定になっているんでしょうか。

 ところで、ここのそば屋はよくおまけにげそ天を2個ほどサービスしてくれます。結構いい味ですが、最初は頼みもしないげそ天が出されてドキッ!とします。『これで300円ならひっぱたくぞ』と思います。実際は300円出すと小ザルにドッサリ出てきますので、おまけと分かって安心します。
 そば湯は何故か上等過ぎます。
 そば湯のたれが欲しい時は「オネーチャン、そばつゆすこすけねがぁ(おねえさんそばつゆを少しいただけませんか)」と素直に言ってみましょう。「**ちゃん、そばつゆ少し差し上げて」と気持ちのいい声が響きます。前はどこもこうだったんだけどなぁ・・・

漫遊記85へ漫遊記83へJMCYホームへ