山形そば黄門漫遊記76

 何でもそうでしょうが人の好みは奇々怪々、これがそば屋の話になるともう滅茶苦茶。好きになればなるほど聞く耳持たぬ愚か者、天上天下唯我独尊、他人のことは言えませんが・・・面白いもんです。まぁ、何にしてもさすがは山形そば街道。余計なお世話山ほどで、本にしたりパンフレットを作ったり、官民あげて頑張っております。

 そう言えば先日、茂三郎に行った時ふと見つけたなんとも品のない冊子。
 パラパラ捲って見たら、なんと”ただのわがままランキング”。Aから始まってEランクは「二度と行くもんかい!」だそうです。気持ちは分かるが、ペンの暴力はあまり賛成できません。黙って行かない、決して他人に勧めない、でいいんじゃないでしょうかと思っています。
 ところでAランクを見てみたら、比較的新しい店がずらり。なんと去年あたり開業の店までランクイン。挙げ句の果ては県外で名をあげているそばまで入ってました。
 こんなものを作って売っているというのにただただ呆れてしまい、あんまりばかばかしいので250円で一冊購入。1ページに「苦情・反論にはいっさい耳を貸しませんのであらかじめご了承ください」とありましたので、あらかじめご了承の上、みんなで笑い話の種にしました。結構話が弾みましたが、結論として”余所から来た若い人の感覚がわかって面白い”というのと”この程度のものなら俺も作ってみようかなぁ”ということでした。やっぱしみんなわがままなんでしょうか。

 ところで絡し庵の”感謝セール”は残念ながら終了してしまいました。約3割引の価格で美味しいそばを提供しておりました。もりで350円、大盛りで500円。しかもここの大盛りは余所より多く、しかもそばはGood!の日が多く、当たりの日に遇いますと嬉しくなって、続けて行ったりしてました。何とか続けてほしかったのでしたが、、、、。ズームイン朝で見る200〜300円の四国のうどんに対抗できるのは『ここ』しかなかったのでしたが、まぁいいでしょう。

 しかし、先日久々に木樵に行ったら大盛りで1400円だっけはぁ、はぁーーー↓。美味しければ高くてもいいとは言ったけど、、、全くホントに。

 やっぱりこの頃一寸おかしい、そばがおかしい、世紀末だ。
 やながわ行ってそば食って、初めて”んまぐない(美味しくない)”と思った。よっぽどにいちゃん調子悪かったのかな?十何年で初めてだった。そういえば最近やたらと休みが多い、なんだべ?

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