ルソンの山を這って -えせ姿三四郎-
後藤 利雄著
2002/03/01 HP作成 2002/03/14完成

昭和50年初版発行 昭和57年修正版発行


ルソン島地図

北部ルソン山岳地帯地図

用水池にたたきこまれる −意地を張った工兵学校時代−

江尻丸遭難

不沈船アラビア丸雷撃される

脂汗 −「妙義」沈没をまぬかれる−

危機一髪

運命の予告

第一線へ
靴下に入れた米と煙草の葉
武士は食わねど
泥棒修行
敵中の数日間  −生還者の手記−
一粒の木の実

遺書のような手紙
敵前逃亡
負傷した軍刀・身代り
顎を削ぎとられた男
地獄をつき抜けてきた男
銃をステマシタ
桃源境
谷間の専制者
小隊長を解任される
マシロキ フジノネ
一冊の本
命を大事にし過ぎたK少尉
児玉参謀と山下将軍の煙草
歯を抜く
山ヒルのこと
野豚を仕とめる
立ち往生
蚤のマス・ゲーム
マラリヤと蜂の襲撃
国旗を返せ −当番兵の死と離脱−
アメリカ二世の日本兵 −緒方明のヒューマニズム−
実弾のない拳銃
連隊長からぶん殴られる −終戦−
それでも生きていた
付記 戦争のあと始末
自らを取りもどしたフィリピン人
父殺しの犯人に間違われる
モンテンルバの奇妙な死刑囚の名
プログ山入りをあきらめる
酌めども尽きない酒 −ミイラの町カバヤンのことども−
二十八年目のルソン島 短歌二十首
おわりに
筆者